一方、核の脅しで欧米諸国の直接介入を退け、ロシア軍の侵略で始められたウクライナ戦争を奇貨とし、中国共産党は台湾に対する軍事侵攻を公然と表明しています。その台湾は、世界的な半導体生産基地であり、台湾近海は日本や世界の物流いとっての要衝です。まさに台湾守護は、世界の「核心的利益」。そこで『和ORLD』06号は「世界一の親日国・台湾は中共解放の橋頭保」として、『日本と世界の核心・台湾』を総力特集しました。
50年にわたり日本の統治を受けた台湾は、中国・韓国・北朝鮮などと違い、熱烈に「愛日」を表明して止まない世界一の親日国です。その台湾とは真逆に、中・韓などは反日、侮日の「歴史戦」を展開していますが、それに心を痛めているのが台湾の人々です。そこで彼らは、中・韓と同じ統治を受けた立場から、日本弁護を買って出ています。それらの台湾を理解する上で重要なポイントを、評論家・加勢英明氏がインタビューで明瞭に語っています。さらに、血と汗と涙を流して「世界の台湾」を拓き、今も現地の人々から慕われている知られざる日本人60人の感動のエピソードを、コンパクトにまとめ一挙に紹介しています。
「関連図書100冊以上を1冊に」にまとめ上げ、「一家に一冊」を願って創刊したムック『和ORLD』。06号「日本と世界の核心・台湾」もお手に取り、読んで頂ければ幸いです。
それはアジアにも及び、台湾や尖閣を「核心的利益」と宣言し、軍事侵攻の意図を露わにする中国の脅威も高まっています。米占領下から日本に返還され、50年経た沖縄へも危機が押し寄せている今日、侵攻口実に使おうとしているのが、沖縄県民を「先住民族」とした「沖縄独立」論です。台湾に対し「内政問題」として、外国軍の介入を阻止する戦術を、沖縄へも適応させようということです。事実、沖縄の政界を牛耳っている「オール沖縄」は、中国の手先となって反米・反日闘争を行い「沖縄独立工作」を展開しています。
そこで『和ORLD』5号は、沖縄が日本であり沖縄の人々がれっきとした日本人であることを、歴史的に論じた初めてともいえる大特集を組みました。それは『古事記』や『日本書紀』、さらには琉球の正史『中山世鑑』から、最新の遺跡発掘成果、そしてDNA解析に至る考古学的、科学的に解明すると共に、沖縄を世界平和の要として育てた偉人58人の感動の物語をダイジェストで取り上げました。
特に日本民俗の源流であり、皇室の誕生と大きく関わっていたのが沖縄という、従来にない観点で挑んだ異色の内容ですので、沖縄に関わる方はもちろんのこと、全日本人に読んで頂きたい内容となっています。
目次と共に、主な記事の一部をご紹介致します。新しい日本像を知り、沖縄を守ることが日本の平和と安全、そして自由陣営=世界を護ることであることを『和ORLD』5号によって確認して頂ければ幸いです。
あらゆる限界(タブー)を無視した悪魔の戦法「超限戦」です、2500年来支那をとりにしている、孫子の兵法と荀子の性悪説に、人間の霊性を否定する、唯物論に根ざした共産主義とが合体し、邪道大国=中共という「人類の敵」が、世界に牙を剥いています…。
「天災」を装いバラ蒔いた、コロナによる生物兵器戦こそが、「戦わずして勝つ」狡猾な戦略「静かなる侵略」による第3次世界大戦です。このような国難に際し、中共にたぶらかされている「スパイ天国・日本」に、今こそ警鐘を鳴らそうと総力特集した『和ORLD』第4号をよろしくお願いします。
この状況の背景に何が潜んでいるのか。経済大国に浮上した中国の存在か、核兵器を手にした北朝鮮の存在か、それとも日米欧の国力の翳りなのか。自他共に認める儒教国・朝鮮の歴史が醸した属国遺伝子「事大主義」が目を覚まし威丈高に振る舞っているのでしょうか。韓国の真の姿を探り、日韓の未来を見つめます。
新型コロナウイルスは危険ですが、さらに危険な共産主義思想と中華思想について様々な視点から読み解いています。日本の既存メディアでは報道されない情報満載です。
台湾のご出身で、台湾の評論家で文明史・経済史研究家にして哲学者、拓殖大学日本文化研究所客員教授である黄文雄氏(上写真左)との特別対談「『米中戦は』は対共産最終戦」では、情報を隠蔽し新型コロナウイルスの世界への拡散によって災禍を広めた中国共産党の問題を、共産主義思想と儒教思想の観点から語りあっています。
黄氏は、共産主義と儒教からなる中華思想がその根本にあると指摘をし、現在繰り広げられている「米中戦」が「対共産最終戦」となると警鐘を鳴らしています。
詳しくは是非本書をご購読下さい。
「和ORLD」ではこの契機に、世界で最も長い歴史を誇る「天皇」の魅力を読み解くため、総力特集をお届けします。
戦後教育により、日本人でありながらも教育を受けず知らないことの多い「天皇」について様々なアプローチ、多種多様な論客により語り尽くします。まさに一家に一冊の完全保存版です。
「天皇という世界の奇跡」では、日本をよく理解し日本を愛する米国人、ケント・ギルバート氏と世界総研会長阿部正寿の対談を掲載しています。日本の良さを知るケント氏は、日本の異常さも同時に指摘しています。特に言論界、法曹界、教育界、政界において終戦時にGHQにより押し付けられた「ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラム」(WGIP)による悪影響についての指摘は米国人ならではです。
今回の対談では、戦争終結を遅らせた原因の一つが、米国人が「国体」を理解できなかったためであることを紹介しています。米国人は「日本人は天皇を一神教の神様として拝んでいて、その命令は絶対だと考えている」と思い、天皇の存在を英語で言うエンペラー(皇帝)と理解していて、天皇を死刑に処すべきと思っていました…。この続きは是非、本書でご覧下さい。
外交評論家であり、福田内閣・中曽根内閣にて首相特別顧問を歴任した加瀬英明氏への特別インタビュー「人種平等・民主主義の源は天皇」では、今から遡ること100余年前の1919年(大正8年)に、日本が世界に先駈けて人種差別撤廃を国際連盟の規約に盛り込むよう提案していたエピソードを紹介しています。残念ながら日本の歴史教育では殆どふれられることもない事柄ですが、当時は白人による苛烈な植民地争奪が繰り広げられており、世界中で人種差別が横行していました。第一次世界大戦に連合国側で参戦した日本は、パリ講和会議に参加。国際連盟の創設に向けた規約草案検討委員会で、日本の牧野伸顕全権大使が規約に「人種差別撤廃」項目を入れるように提案しました。その後の驚きの顛末は…是非、本書をお読み下さい。
当時の歴史背景と、日本が果敢に挑んできた足跡、そして日本に根底にある「人種平等と民主主義」のルーツがどこにあるのか語られています。
平成24年に誕生した世界総研は、新天皇の御即位と令和時代を寿ぎ新たな段階への飛躍を期し、季刊誌 和ORLD(ワールド)を創刊するとともに、令和時代に相応しい国体論の提案として「令和出帆に問う 国のかたち」を出帆しました。
つきましては、ケント・ギルバート氏、加瀬英明氏のご両氏に加え多数のゲストをお迎えして、関係者・会員・有志が相集い出版記念パーティーを催し、時局等を論じ合いたいと存じます。
季節柄ご多忙とは思いますが、万障お繰り合わせの上ご出席下さいますよう、ご案内申し上げます。
記
日時:令和元年12月18日(水)
開会:20時15分(開場:20時)
開場:Alice qua garden Tokyo 銀座
東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワーB1
交通:「京橋(東京都)駅」1出口から、徒歩約1分
「宝町(東京都)駅」A4出口から、徒歩約1分
「銀座一丁目駅」7番出口から、徒歩約3分
会費:10,000円(会員は7,000円)
飲み放題、食事付き、『和ORLD創刊号』(1,200円+税)
に加え『令和出帆に問う「国のかたち」』(1,800円+税)
の各1冊を贈呈
主催:世界総研
東京都中央区日本橋蛎殻町2-15-9-901
TEL:03-6661-7828